物騒な世の中・・・って錯覚?
テレビで警察24時みたいなやつ、ときどきやるじゃない。
あーゆーのみてると、物騒な世の中になったなぁって内心ビビっちゃいます。
歌舞伎町で事件があったとか、センター街で雑居ビル火災があったとか、銀座に窃盗団が現れたとか。そーゆーニュースみてるとね、東京あぶねーとこだなって感じちゃうわけですよ。
でも、そういうニュースって、ほんの一部分を切り取っただけの情報なのに人間はちょっとの情報だけで、全体像をイメージしがちです。
そこで今日は少数の法則をご紹介します。
少数の法則とは、少数の例から全体をイメージしてしまう人間の性質のこと。
例えば、この100円玉を投げて、同じ面が5回連続して出ると、
って人間の脳は感じちゃうわけ。
なんでそーなっちゃったのか、脳が勝手に理由を考えちゃうのね。
結果として、きっとなんかイカサマ用の特殊なコインなんだろうと、これまた勝手に理由づけする。
たった5回のコイントスぐらいじゃイカサマコインかどうかなんて、ホントは分かんないじゃない。
裸に見えてしまう
例えば、こういういわゆる「水玉コラ」。
こういう画像を見ると、人間の脳は、、、
勝手にテンションが上がってくるわけだ。
人間の脳は見えない部分を解釈するのがどーも苦手。
大事な個所は隠れてるよ!
それなのに、そこを無視して見えてるちょっとの情報だけで、、
・・・ってテンション上がってくるわけ。
実際に起きたこと・見たことにフォーカスしてしまう
さらに例えば、飛行機事故のニュースがあれば、それだけで、飛行機ビビっちゃう。
年間2500万以上の飛行機が安全に運航されているという事実よりもたった1件の墜落のニュースだけで乗りたくなくなるもん。
つまり、、人間の脳は起きたことや見たこと聞いたことを元に物事を判断しちゃうわけだ。
そのほかの大多数の可能性や統計を脳は無視するってわけね。
少数の法則に踊らされず、論理的に物事を判断するのがデキるヤツだ!
デキるヤツは、成人式で暴れる若者だけみて、最近の若い奴は!!なんて思わないわけです。
日常から冷静に物事をみる習慣をもちたいものです。
おさらい「少数の法則」