デキるヤツは昔話にいた!?
このマイプロジェクトTVでは、デキるヤツの考え方やテクニックを、(自称)国際プロジェクトマネージャーの伊藤ちゃんがご紹介させていただいています。
本来は仕事とか作業で活かされるようなプロジェクトマネジメントのテクニックや人間の習性って、ビジネスに限らずプライベートにも、普段の生活にも活かせるんじゃねーかとご紹介させていただいているわけです。
そこで今回ご紹介するのが、こちら!
「童話でわかるプロジェクトマネジメント」!!
飯田剛弘 (著) / 秀和システム
僕がご紹介している考え方とかテクニックは。この・・・PMBOK(ぴんぼっく)っていうね、なんつーのかな、こういう実はガイドブック的なやつに掲載されているやつが多いんですけど、これめっちゃブ厚いんです。
プロジェクトマネージャー資格の試験も、大体ここから出題されるわけですけど、中ね専門用語ばっかりでなかなかとっつきにくいわけです。
そこで、この「童話でわかるプロジェクトマネジメント」。
PMBOKを読むのを挫折してしまった方や、おおまかな内容を把握したい人は、こういうとっつきやすいものから 始めてみるっていうのもいいと思います。
ということで、今日はちょっと専門的になっちゃうかもしれませんが、童話で分かるプロジェクトマネジメントご紹介していきたいと思います!
童話のシーンをイメージできるのが良い!
・・ちょいちょい、余計な追加情報が入ってるのが気になるな・・・。
専門用語も、知っている物語の場面をイメージできるので、何を言わんとしているのか理解しやすいところがいい!
やっぱり、「童話でわかる」っていうだけあって、とにかく物語がビジュアルでイメージしやすい。
しかも、ほとんど物語を変えていない。ほぼそのまま。
いつもの僕らが知っている物語の一場面を後から補足解説していく本です。
そう考えると、やっぱり日常に色んなテクニックが溶け込んでいるっていうことになりますよね。
・・・ごめん、やっぱり物語そのまんまじゃないわ。
物語ではしょられてる部分に、会議とか契約書を交わすとか、ビジネス要素をグイグイねじ込んできてるわ。
スーッと読める。
収録しているのは、3匹の子豚、ウサギとカメ、桃太郎、ヘンゼルとグレーテル、アリとキリギリス、長靴を履いた猫、そしてシンデレラ。
普段、僕らが良く知るあの場面を、ちょっとアレンジした童話形式で記した後に、そこにあるデキるヤツのテクニックを3,4ページ解説するみたいな感じで作られている本。
まぁ、面白い本だと思いますし、プロジェクトマネジメントの概要を理解するにはもってこいの本です。
ちょっと残念なのが、既存の物語の流れでそーゆーのをご紹介していってるので、時系列的に、ちょっと結びついていないというか。
以前ご紹介した、この「マンガで分かるプロジェクトマネジメント」
こっちは、たしかゲーム会社に入社して、新作ゲームを完成させるまでの一連の流れで、プロジェクトマネジメントを解説しているので、僕は、こっちのほうが全体像をつかむには向いていると感じました。
この辺は好みなんですけどね。
で、もう1つ。
一応童話ならば、全編431ページはちょっとボリュームが大きすぎないかと。
みんなが挫折するPMBOKは605ページ。対して変わんないじゃない。
とっつきやすいモノから始める
はい、ということで、今日は、「童話でわかるプロジェクトマネジメント」をご紹介させていただきました。
童話と言う切り口でデキるヤツのテクニックをご紹介している作品です。
Youtubeやブログという分野で、同じくデキるヤツのテクニックをご紹介している伊藤ちゃんは色々ね、ちょっと共感しちゃうところもあったりして、楽しめました。
ご興味のある方は、アマゾンのリンクを貼っておきますのでご覧になってみてください。