保留してもいいの・・?
前々から言ってますが、ぼくすごい優柔不断です。
優柔不断なおじちゃんだからこそ、返って、焦っちゃってね、物事を変に決め急いでしまった結果、判断のミスを後悔することもたびたびあります。
そこで今日は、「保留力」をご紹介します。
保留するっていうと、なんかとくに僕みたいな優柔不断の人間からしたら、なんだか悪いことのように思えるんですが、実際は、そうじゃなくて、ちゃんと考えて結論をだす。
そういう意味でも意外と大事なわけだ。
一回ちゃんと考えてみる
直感で結論をだす場面もあると思いますが、直感って言うのは、どっちかっていうと、考えたというより、感じたことなので、それが正しくない場合もあるわけよ。
人間は意識的に考えて決めたことよりも、無意識に感じた感覚に従ってしまうというところがある・・という動画をちょっと前にアップしました。
今週はダイエットする!って意識的に決めてても、お腹がすいてくると、無意識に炭水化物がたべたくなってくる。
そんで、その無意識ってやつは、本能的に楽なほうを選んでしまうってやつでしたよね。
つまり、一回保留して論理的に考える方が結果的に正しい結論を導き出せる可能性が高いのに、人間は、直感的にラクな方、都合のいい方に行動してしまいがち。
そこに判断の罠があるわけだ。
まぁ、すぐに物事を判断せずに一回保留にして、冷静に落ち着いて考えてみるっちゅーことね。
保留で突破口が見えてくる
相手のひどい言葉に、ついカッとなってしまう場合、直感的に、こっちもひどい言葉で言い返すよりも、一回保留にして、なんで、こいつはこんなことを言ってきたのか考えてみる。
そしたら、相手の求めているものが見えてきて、結果的にお互いが納得できる解決法が見つかるとか。
部活に入部してみたら、効率の悪い練習ばかりやってる部だった。
すぐに、練習のやり方を変えるように周りに訴えかけるよりも、ちょっと保留にして、なんでこんな効率悪い練習をしているのか観察してみる。
そしたら、そのうち既存の練習のいいところが見えてきたり、それを活かせる新しいアイデアが出てくるとかね。
すぐに結論を出さずに、一旦もちかえり、冷静かつ論理的に考えてみる。
それができる奴だ。
おさらい「保留力」
さっきの効率わるい練習ばかりだった部活のやつなんですけど、
そもそも新しく入ってきた人が、既存のやり方を変えるっていうのは、もともといた人にとっては、今までのやり方を否定されたってことになるので、しばらくは行動を差し控えるってのがセオリーなんですけどね。
大塚家具の一族のいざこざあったじゃない。
時代を読んでカジュアルな家具屋を目指した娘、今までの高級路線を否定されたと感じたパパ。
どっちが正解とかじゃなくて、あれも、今までやってきたやり方を変えたことから生まれた内部対立なわけよ。
お互いに一回保留できたらよかったのにね。