どーでもいい議題ほど白熱する説
以前、通販受注の管理をしていた時、会議で、お客様から感謝の声、ありがとうの声をもらったオペレーターさんをみんなの見えるところに掲示しようと。
ああ、いいじゃない。
モチベーションにもなるし、頑張りが目に見える形になって全体に掲示されるってねぇ。
photo credit: World Economic Forum The Future of Production with Carnegie Mellon University via photopin (license)
そしたら、そのアイデアの言い出しっぺがこう言うんです・・・。
「掲示物はお花をモチーフにしたものにしたいんだけど、なんのお花がいいか議論したい」って。
えええええええええ!!!!!!
・・・・とは、いいませんよ。いいませんよ。大人だから。
なんでもいいだろー!とまではいいませんよ!僕。
お花の種類によってね、職場全体の活気が左右される可能性も・・・ある・・のかもしれないですし・・・!
でも・・・
パーキンソンの凡俗法則によると、人は、どーでもいい議題ほど、議論が活発化するらしい。
普段の会議で発言しないような人まで、饒舌なってたからねー。
話やすい簡単でどーでもいい話題だったってことだ。
まぁ、いいや、へんなこと思い出したわ。
今日はね、そういう話をしたいんじゃかったんです。
あの・・座席の話ね。
座る位置で深層心理が見えちゃうよ。というお話です。
座る場所で心が読める
相手がどこに座るかで、相手の深層心理を読み解くぜー!みたいな、、わりと心理学では有名なやつなんだけど、それを今日はご紹介します。
ま、こーゆー感じで、これから始まる会議に向けて自分が座ってるとするじゃない。
次に入ってきた相手が何考えとるのかっちゅーことね。
まずはその人が隣に座ってきた時。
これはお互いに親密度が高く、あなたに協力したいとか、もっと親しくなりたいと考えているようです。
次に、90度隣のテーブルの端っこに座ってきた場合、相手はあなたに好意をもっているかもしれません。寄り添って話を聞いてみたいという深層心理が読取れます。
そして、机を挟んで斜め前に座ってきた場合、相手は、あなたにあんまり興味がないようです。話し合うつもりもなさそうです。
最後に正面に座ってきた時。
相手はあなたとじっくり話がしたいと考えている模様。
とくに会議とかの場では意見をぶつけあいたいという心理から、反抗心があるともとれます。
うそーん!って思うかもしれませんが、逆に、実際の同僚が先に会議室に座っていると想像して、自分が後から入ってきた立場だとしたら、どこにすわります?
無意識に自分の深層心理って反映されちゃってるわけです。
ポジショニングは大事
こういうところも、観察力の長けている人は見逃さないからね。
飲み会はもちろん、会議ならなおさら、相手の心理を読み解くヒントとしてデキるヤツは座席の位置を参考にして、物事を自分に有利に進めようとするわけだ。
え?お花の絵柄を決めた会議?
気分がのらない伊藤ちゃんは、どーせテーブルのはじっこにいたんだろうと思うでしょ?
実は確か発言者のとなりにいて、ノリノリでした。