スコープクリープって何だ?
スコープクリープという言葉があります。
スコープクリープとは勝手に作業が増えたり、変更されること。
あらかじめ決められた仕事ってあるじゃない。
それとは別に、ついでだからこれもやっといて!とか、、みたいなのがスコープクリープだ!
ちょっとぐらいやっといてよー。とか
いや、やってあげたいのはやまやまなんだけど、スコープクリープがどんどん膨れ上がっていって、本来のやらなきゃいけないことが出来なくなっちゃうのも問題だし、なにかトラブルが起きたときは自分で尻拭いできないからね。
こないだ、スーパーでめちゃくちゃキレてるオバちゃんがいて、なんかオバちゃんの荷物が多いので、買い物前にここに荷物置かせてーって、レジの隅っこに置かせてもらってたんだって。
そしたら、その荷物が見当たらなくなっちゃって、オバちゃんブチ切れ。
まー、オバちゃんも悪いけどね、荷物を受け取ったレジ担当の店員さんも悪いわけだ。
理想としては、丁寧にお断りして、で、その後、そういうお客さんからそういう要望があったことをお店のみんなで協議して、その結果として、手荷物預かりサービスを開始したりとかね。
とはいえね。とはいえ。
頼まれたら断りにくい人っているじゃない。
なかなか、できませんって言えないもんです。
そこで今日は、デキるやつの断り方をご紹介します。
理想の断り方とは
そもそも断り方って、だいたいこの4パターンかなって思います。
1つ目が、「直接攻撃」。
「できるわけないじゃないですか!勝手に決めないで下さいよ!」反論するみたいなやつね。
こちらはできませんって意思表示しているところがいいんだけど、言いかたの問題。
これだと相手を不快にしてしまうので、ダメでしょ。別の問題が再発してしまいがちです。
2つ目が「間接攻撃」。
これは、直接言葉に出さずとも、否定的な態度を示すやつ。
個人的には一番ダメなやつだと思うんだけど、こっちの言いたいことも伝わらないし、、いや、否定的な態度で十分伝わるだろと思いますが、
相手は、なにかを言われたわけじゃないので、逆にどう反応していいか分かんなくなっちゃうのね。
なので、これ学校とか職場とかでは、人間関係が悪くなってしまうパターンだと思います。
3つ目が「主張」。
「ちょっと今は難しいと思います。すみません。」丁寧な言葉で断るやつ。
こちらの「できません」がはっきりと相手に伝わっているところがステキです。
ふつーに考えたらね、この主張的な反応が断り方として最適なのは言うまでもないのよ。
でも、なかなかこういう模範的な返しって難しいですよね。
4つ目が「非主張」。
こちらが何も主張せず「分かりました」と言っちゃうやつ。つまりこれは断れてないパターン。
相手に素直な人だと捉えられてしまうので、今後も継続して相手はどんどん何らかの頼みごとをしてくるかもしれません。
そしたら、やっぱストレス抱えちゃうと思うんですよ。
こちらの意思を伝えた上で、デキるヤツはさらに・・
当たり前なんだけど、上の4つでは、3つ目の「主張」的な断り方が理想。
「できません」と、基本はこちらの意思を言葉にして丁寧に謝ること。
で、こっからがデキるやつ!
ポイントは残念な気持ち・外的な理由付け・代わりの案を提案だ!
残念な気持ち。依頼してきた相手に対する配慮ってのももちろんですが、
どっちかってゆーと、いわゆるクッション言葉としても重要。
自分の意思以外の都合による理由を付け加える。
相手を傷つけない断り方。より具体的だともっと良い。
条件さえ整えば、協力するよ!というポジティブな姿勢を相手にみせておくことも重要です。
頼みごと頼まれごとは難しい?
頼みごと、頼まれごとは、Yes、Noと、こちらの意思を伝えるコミュニケーションなので、
それが人間関係に溝を作ってしまったり、ストレスの原因になってしまったり、意外とあなどれない奴です。
振り返ってみて、自分の断り方は、ちゃんと相手にこちらの意思を伝えているか?相手を不快にさせていないか?
ちょっと考えてみるといいかもしれません。