無意識に逆らえない意思
夏休みの宿題の完成がいつも8月31日になってしまうような、僕みたいな、、意思が弱い人間っちゅーのはね。、なかなか目標を達成したり計画通りに物事を実行できないもんなんですよ。
深夜にマクドナルド行くのも、やめたほうがいいことは分かってんのよ!
でも、そこが伊藤ちゃんの意思の弱いところなの!
「なぜこんな夜中にビッグマックを?」
「栄養のバランスを考えたことはあるのか?」
「田舎のおふくろさんも泣いていますよ?」
「意識的な行動」と「無意識の行動」
意思が強い意志が弱いとよく言いますが、実はこれってそんなに単純な問題じゃないんです。
人間には「意識的な行動」と「無意識の行動」が存在します。
今日はビールを飲まない!と「意識的に」決めたとしても、
熱帯夜が続いたりすると、「無意識に」体がビールを求めてしまう。
結果として、人間は「意識的に決めたこと」よりも
「無意識に感じてしまう」感覚に従ってしまいがちというわけだ。
で・禁酒だけじゃなくて、ダイエットが成功しないとか、禁煙とかもそう。
強く意識して決めたことなのに、なかなか上手く行かないのは、この無意識の行動ってやつのパワーが強すぎるから。
よく言われるのは、人間は、無意識のほうが意識の数万倍のパワーがあるということ。
加えて、この無意識っていうのは、本能的に安全と危険回避に基づいて動きが決定するのね。
つまりは無意識って言うのは「本能的ラクなほう、しんどくないほう」を選択するってわけだ。
だから、ダイエットする!食事制限する!と意識的に決めたとしても、無意識的にしんどくないほうを選んでしまう。しかも数万倍のパワーで。
つーか、これ、無理でしょ!!
パワーが強くて、都合の良い無意識をインストールする
つまり、無意識こそが人間の行動を支配しているわけだ。
こーゆー状況で、ならばと無意識をもコントロールしようとするのがデキる奴だ!
・・コントロールっていうとちょっと違うな・・
よい無意識をインストールする・・って感じ?
そもそも無意識ってどうやってできるのか。
よく例として挙げられるやつですが、犬が苦手な人は、子供のころ犬に噛まれた経験から、犬を避けるという無意識が、犬嫌いっていう心理が作られてしまうことということになります。
ピータンが食べられない人も、はじめて食べたピータンがハズレだったという経験から、無意識にピータンNGという心理が植え付けれてしまったのかもしれません。
無意識に男性を避けてしまう男性不振な人は、過去に男性に散々ひどいことをされたり言われた経験から、そういう無意識な心理が作られたってこともあるでしょう。
それならば、よい無意識をインストールすることだってできるはず。
「犬苦手」、「ピータン生理的にムリ」、「男性不信」みたいな無意識は、安全のため、危険回避のために本能的に作られたものだけど結果としてネガティブな心理になっちゃってるじゃない。
そーじゃなくて、ポジティブな自分の武器になるような無意識を自分に植え付けることができたら・・・。
そう、無意識のパワーは意識的になにかを行うパワーの数万倍でしたよね。
無意識の作り方
じゃあどうやって無意識な心理を自分に植え付けるのかってゆーと、
犬への苦手意識を作ったのは、犬に噛まれたという強烈な体験。
ピータン食べれない人は、初ピータンの強烈な匂いがきっかけだったり。
男性不信は、度重なる男性からのひどい仕打ちで作られた心理かもしれません。
つまり、無意識をインストールするには強烈な体験と、繰り返しの体験が重要なポイントとなるってこと。
それゆえ成功体験や習慣付けってって大事って言われるんだと思うんです。
例えば・・・
マクドナルドを控えて、野菜ばっかり食べた結果、なんだか体が調子いいわーっていう経験が、
いつか体調の悪い日にオーガニック食材を無意識に選んでしまうことに繋がるというわけ。
いい無意識をインストールする為に、あえて意識的に色んなモノにチャレンジし成功体験・習慣付けを行う。
なかなか僕も出来ていないことだらけですが、ぜひともみなさんも意識的に無意識を作ってみてください。