EMV (期待金額価値)で未来を計算する。


将来のことはEMVで計算できる。

 

以前もどっかでお話したかもしれませんが、
僕、めちゃくちゃ優柔不断です。
なかなか物事を決められないんです。

ま、こーゆー、自分の弱点・欠点?
優柔不断を自覚しているからこそ、デキる奴の判断テクニックを意識的に使うようにしているわけだ。

というわけで、今日ご紹介する「脱・優柔不断テクニック」が「EMV 期待金額価値」

紛らわしいんですが、
以前にご紹介した、こちらも超重要テクニックの「EVM」アーンドバリューマネジメントじゃないんです。。
今日ご紹介するのは、「EMV」期待金額価値!(利益と発生確率を掛け合わせる分析手法)

ややこしいな・・・。

 

 

 

期待値をディシジョンツリーを使って考えた。

例えば、お店を新築するか・リフォームするか。
うわーー。。こんなん絶対決められないだろうな・・・。
そこで!EMVとディシジョンツリーをつかって、論理的に分析だ!

お店を新しく作る場合、1000万円かかって、リフォームだと500万円で済む。

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新築した場合は、その後の儲けが、良くて1300万円、悪ければ500万円と予想
リフォームの場合は、その後の儲けが、良くて800万円、悪くて400万円と予想。

物事を数字で考える定量分析をする場合は、こんな感じでそこそこのデータ量が必要です。

 

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で、これだけ見ても決められない!新築するの?リフォームするの?

景気が良くなるか悪くなるかもあって、だいぶ違うから、これ。なかなか決めらんないわけよ。
そんなとき、景気がいい可能性、景気がわるい可能性、を数字に置き換えてしまう!

好景気で良い売り上げになる可能性、30%
不景気で悪い売り上げになる可能性 70%

そういう可能性っちゅーモヤッとした部分を、こんな感じで数字に置き換える。
根拠あるデータがあるに越したことはないんですが、ひとまず直感でもOK。

 

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そして計算だ。
新築で景気が良い場合のEMVは、1300万円×30%で、390万円
・・・新築して、かつ景気が良い場合は390万円の儲けを見込めるということ。
新築で景気が悪い場合のEMVは、500万円×70%で、350万円
・・・こっちは新築して、かつ景気が悪い場合は350万円の儲けを見込めるということ。

 

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よって、新築する場合のEMVは、390万円+350万円で740万円
新築した場合、景気が良かろうが悪かろうが、740万円の儲けを見込めるとの分析です。

 

同じようにリフォームの場合も分析してみましょう。
リフォームで、景気が良い場合のEMVは、800万円×30%で、240万円
リフォームで、景気が悪い場合のEMVは、400万円×70%で、280万円
よって、リフォームする場合のEMVは、240万円+280万円で、520万円

 

 

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さすがに新築したほうが、740万円と、多くの儲けを見込めるみたいですね。
でも、忘れてはいけないのが、新築するにもリフォームするにもコストがかかっているということ、。

新築は1000万円のコストがかかるので、
この期待値は、740万円-1000万円で、マイナス260万円
リフォームは500万円のコストがかかるので、
この期待値は、520万円-500万円で、プラス20万円

 

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結果として、
新築を選択した場合は、マイナス260万円になると分析。
投資した1000万円を回収するにはもう少しかかりそうです。
リフォームを選択した場合は、プラス20万円と分析。
投資した500万円は、近く回収できちゃうとの結果になりました。

ということでEMVでの分析では、リフォームを選ぶべきという結果になるわけです。

景気が良い場合、景気が悪い場合を30%、70%と、
ざっくり数字に置き換えているところがポイントなわけです。
数字に置き換えられる根拠があればいいんだけど、
体感的な数字でもいいので、モヤッとしているところは数字に置き換えて考えてみましょう。

 

 

「EMV」おさらい

 

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定量的に物事を考えようというやつだ。

これいいかどうか分かんないんですが、僕、
同僚や部下に仕事をお願いしたい時に、
前もって、「ねぇねぇ今、忙しさなんパーセント?」って
ジョークっぽく質問することがあります。
相手もジョークと捉えてくれつつも、ちょっと考えて答えてくれる。

唐突に仕事をお願いするよりも、気さくに仕事引き受けてくれることが多い気がします。
ちょっとお勧めです。