ゴールまでいかに近くみせるか【目標勾配仮説】


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スタンプカードのモチベーション

 

世の中にはいろいろデキるやつが存在してて、案外僕らは気づかないまま、彼らの思うように動かされているんじゃないか。
日常のふとしたことで気づかされます。

今回おじちゃんが気づいたのがこちら!

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Tポイントとか、ヨドバシカメラのやつとか、そういうやつじゃなくって、こういうスタンプ式のやつ。

あの、以前にいきなりステーキ1キロ食った動画のときもちらっとお話しましたが、このスタンプカードっていうのは、ざっくり言うと、モチベーションになってるってご紹介しましたよね。

ゴールまで頑張ろう、って気持ちが人を動かしているってやつ。

 

 

ところが!ところがよ!

こないだ、そのスタンプカードの、1歩進んだ手口を使って、客の心を手のひらの上で転がしまくっているデキるヤツがいた!

 

 

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いわゆるネオ屋台って言うような、移動販売しているケバブ屋さんだったんだけど、そのポイントカード見たときね・・

 

 

 

フォォォォォォ!!

コイツゥゥゥデキるヤツゥゥゥ!!

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それが、こちら。
あのね、要するに始めっから2個押してあったのよ。スタンプが。

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はいはい、、、まーたまたまた、、、
伊藤ちゃんが大げさになんかほざき始めたわ・・って思うでしょ!

そこで今日は、始めっから2個スタンプ教えてあることの素晴らしさを熱弁してみたいと思います。

 

 

 

 

 

同じ10個のスタンプ収集でも・・

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目標勾配仮説っちゅーもんがあってだな!

これはゴールが近くなると、より一層ゴールしたい!と考えてしまう心理現象のこと。
つまり、ゴールが近いとみんな最後まで頑張るわけよ。

 

 

 

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スタンプ10個でMAXのポイントカード。
スタンプ9個まで溜まってたら、あと一個スタンプ貰わないと損してしまう気がするでしょ!
この場合、最後までやり遂げるパワーが強いわけね。

でも手持ちのスタンプが1個だったら?
スタンプコンプリートしたいっていう気持ちは小さいじゃない。
これじゃ、別にいいやって思っちゃったり。途中でね。

 

 

 

 

 

ゴールまで近いとモチベーションが上がって、ゴールまで遠いとモチベーションは低い。

このデキるケバブ屋さん、ポイントカードにありがちな最初は客のモチベーション低い問題をデフォルトで2個スタンプ押しておくことで対策しているわけだ。

そして、スタンプのMAX上限をちゃっかり12にしているところ・・・

 

ぐぬぬぬ・・・・・

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スタンプゼロから10個目指すのも、スタンプ2個から12個目指すのも、結局10個集めるわけだから同じなんじゃないかと思っちゃいますが違うんです!!

 

 

(同じスタンプ10個を集めるのにモチベーションがこんだけ違う!)

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スタンプ0個スタートで初回購入した場合は、累計スタンプ1個となって、ゴール10個の10分の1クリア状態!
でも、スタンプ2個スタートで初回購入すると、類型スタンプ3個となり、ゴール12個のの4分の1クリア状態!

同じ10個のスタンプを集めるにしても、「もうこんなに進んでいる」と感じられる4分の1クリア状態のほうがモチベーション高く、お店をリピートしてくれる可能性が高いわけだ!

 

 

 

 

 

 

おさらい「目標勾配仮説」

 

「いかにゴールまで近く感じてもらうか」まさにお店側の工夫が冴えわたっています。
こういう見せ方上手な人って、すげーなーって思っちゃいます。
人間心理を上手に利用するデキる奴になりたいものです。

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なんでも最初は挫折しがち

 

スタンプカードだけじゃなくて、貯金とか、ダイエットとか、ああいう個人的な目標でも同じことが言えます。
最初は、なにかと挫折しやすいじゃない。
それでも一歩を踏み出してちょっとでもゴールに近づくことが重要だし、そもそもいかに明確に目標の設定しているかっていうのも大事だと思います。

自分の理想を掲げて、めちゃくちゃ遠い目標を設定したくなる気持ちも分かりますが、それって、ゴールが遠いから、いざ着手してもモチベーションが低いってこと。

最終的なゴールまでに、途中に小さなゴールをたくさん作るのもいいかもしれませんね。