本当の顧客目線は、相手の行動すら予測する。


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アップルは新製品発表後、すぐ発売する

photo credit: Mathieu Thouvenin Steve Jobs is on stage via photopin (license)

最近のアップル社の新製品発表を見てみると、iPhone8は発表した約10日後の発売。
iPhoneXに関しては、1か月以上先の発売でした。

photo credit: Mathieu Thouvenin Steve Jobs is on stage via photopin (license)

 

 

 

本命のXが、1か月以上先というのはちょっと意外でしたね。

アップル社は「将来の製品に関しては完全黙秘を貫いて、たいてい公式発表の直後にすぐに新製品を入手できるようにする」戦術をとっているとのこと。

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つまり今回のiPhoneXに関しては、この戦略とはすこし違ったものになってしまったわけだ。

とはいえ、たった1か月だけどね。

 

そこで今日は、オズボーン効果をご紹介します!

オズボーン効果とは、早すぎる新製品発表によって現行商品の販売不振を招く現象のこと。

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1983年、シリコンバレーのオズボーンコンピュータ社が、まだ未完成だった次世代機を発表

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その発表の場で現行機の性能をはるかに上回っていることを強調した結果、

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現行機の買い控えが起きてしまい、オズボーン社の売り上げは急激に悪化。

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たった数か月後にオズボーン社がつぶれてしまう結果になってしまったことから、早すぎる新製品の発表が現行製品の販売不振を招くという通説が生まれたとされています。

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つまり、新商品の発表後、現行商品は売れなくなってしまうというもの。

そりゃーねぇ、性能のいい新型が今後発売されると聞いてあえて現行機。。旧型を買う人っていないでしょー。

これまで、現行商品の価格を下げたり、サポート期間を延長することでオズボーン効果の影響を食い止める・・・みたいなことをいろんなメーカーが試してきましたが、決定的な防止策にはなっていないので、アップル社は、じゃあ発売のギリギリ直前に発表したらいいじゃん。
っていう、シンプルな考え方をオズボーン効果の対策としてきました。

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一方、発表を発売のギリギリ直前まで遅らせたタイミングっていうのは、その時点では新型機が完成しているのはもちろん、量産体制完了済、、もっというとすでに出荷済なわけで、そりゃー関係者だけじゃなくいろんな人の手に渡っているじゃない。
そーゆー意味じゃ、新製品のウワサとかリークが多いのも納得できますよね。

 

 

 

顧客の心理だけでなく、行動をも予測する。

 

とにかく、新製品を期待して、現行製品を買わなくなっちゃう。
オズボーン効果が僕らに教訓として伝えたいのは、そういった顧客目線の大切さなのかもしれません。
お客さんの心理や行動を先読みする。それがデキるやつだ!

 

 

 

 

 

おさらい「オズボーン効果」

 

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