後戻りできない心理現象「コンコルド効果」


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景品取れないのに、やめられない。

 

UFOキャッチャーにチャレンジだッ!

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・・・取れない。

でも、あの輪っかに引っ掛ける戦略だな・・・。

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・・・取れない。

でも、ちょっとだけ場所が動いた。

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うーん。。。だんだんとズラして、景品取り出し口まで落下させなきゃいけないパターンだわ。

これって、テクニックも何も関係ないよな・・・。

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何度かチャレンジしてみて、少しずつ、景品の場所をズラせてはいるものの、

もう、これ止められないじゃん!! ここまでズラしたんだから!!

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アカン、コレ。。。。

 

 

 

やめることができない「コンコルド効果」

 

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(※手ぶらで帰ってきました。)

 

 

 

 

もう、かなりつぎ込んだのに、全然とれないじゃん。。
でもやめるわけにはいかない・・・という心理現象をコンコルド効果と言います。

 

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コンコルド効果とは、金銭的・時間的・精神的に投資をし続けることが損になることが分かっているにも関わらず、これまで投資した分がもったいないので、投資をやめられない心理現象のこと。

 

 

1000円以上かけて、
原価800円の景品がゲットできない。
でも、もう後戻りできない危険な心理状態になっているため、結局クレーンゲームを続けてしまう、まさに破滅を呼ぶ人間心理です。

 

イギリスとフランスで共同開発した超音速旅客機コンコルド。

開発の段階から、費用が掛かりすぎて、採算がとれないことが分かっていたにも関わらず、開発・運用を中止することができず、赤字のまま27年間飛行し続けたことにその名が由来します。

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冷静な心理状態ではない。

 

ギャンブルであれば、3万円つぎこんだから、「そろそろ来るだろう」とか。

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男女関係であれば、私が今までこの人を支え続けてきたから、「そろそろまともになってくれるだろう」とか。

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ここまでの苦労が無駄になってしまうんじゃないかっていう心理から、なかなかやめることができないわけです。

怖いのが、もう明確にこのままじゃ損失が大きくなることが分かっているのにやめられないということ。
これはもうある意味、冷静な心理状態ではありません。

 

 

 

 

やめ時を見極めるデキるヤツ

ちょっと違うかもしれませんが、株取引などでは「損切り」という言葉があるように、損したダメージが小さいうちに、切り捨てる。
こういう考え方ってとても大事です。

なにか新しいことを始めるのは大変だとよく言いますが、物事をやめるっていうのも、ある意味勇気が必要と言うことです。
論理的に物事を捉えて、やめ時を分析できるのがデキる奴だ!

 

 

 

 

おさらい「コンコルド効果」

 

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ついでだからご紹介しちゃいますと、人間って損をしたときって、とにかく論理的に物事を考えられなくなります。

ブレイクイーブン効果は、損をしたら、その分を取り戻そうとして、普段では考えられないような大胆な行動にでてしまう現象のコト。

一方で、スネークバイト効果は、ちょっと損をしたら、ビビッて以上に消極的になってしまう現象のコト。

 

この2つは、損失を被ったときの人間心理として、相反するもののように思えますが、どっちも合理的な判断が鈍っているという意味では一致しています。

 

損をしたときこそ、苦境にたたされたときこそ、論理的に物事を判断できる、人としての真価が問われるのかもしれません。