得するより 損するのが嫌。(損失回避の心理)


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ウマいラーメンに出会う発見より、マズいラーメンに出会う損失のほうが絶対イヤ。

 

先日、ラーメン好きで、そこそこ詳しい友人が「最近、おすすめのラーメン屋ある?」と聞いてきたので、古川橋の「笑の家」さんしか行かないよって言ったら・・・。

・・僕ね、気に入ったとところしか行かないのね。
そしたら、探究心がないだとか、食べ歩いてこそ楽しみがあるだとか、

 

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ええ~・・

そんなにボロクソに言わなくてもいいじゃないねぇ・・。

 

だってさ、ラーメンってさ、おいしくないラーメンに出会ってしまったときほど、ショックなことってないじゃない。

それだったら、気に入ったところだけ行くっていうのも分かるでしょ・・て、その友人に言ってみたら、

 

その保守的な考え方だから、いつまでたっても独り身なんだよ!!って。

 

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なんか精神論みたいになってきたな・・。

 

 

 

人間は得するよりも、損をしたくない。

そこで今日は、損失回避をご紹介します。

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利益によって得られる満足感よりも、損失によって被るダメージの方が大きく感じる心理のこと。
その結果、人間は利益を得ることよりも損失を回避することに積極的になるという行動経済学の考え方があります。

 

 

 

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ギャンブルで、100万円が110万円になった場合の満足感と、100万円が90万円になってしまった場合の喪失感は、同じ10万円の増減なので、満足感と喪失感の度合い同じ程度と思いきや、実は損失した場合の方が、強くこころに刻まれるわけ。

 

 

 

自分の車が被害にあうと、すっ飛んでいく。

 

テレビの視聴者プレゼントとかでも車が当たったときの喜びよりも、後日その車が盗まれたときの悲しみの方が大きいのね。

なので、人間は利益を得ることよりも、これらの損失を回避することのほうに重要度を高く示します。

 

その証拠に、車が当選したので今すぐ取りに来てください・といわれても、「は?今すぐは行けません。次の休みに取りに行きます」ってなるのに比べて、

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車が窃盗団に荒らされています!って言われたら、「今すぐ車のところに行きます!」ってなるじゃない。

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人間にとって、損失の方が重要なので、その後の行動にもこういう差が生まれるというわけです。

 

 

 

メリットより、デメリットを回避したい心理

 

ラーメン屋をいろいろ巡って、新たなおいしいラーメン屋さんを探求するっていうのも楽しいと思う!
自分好みの素晴らしいお店を見つけられるかもしれないし!わかる!わかるんよ。
わかるけど、くっそマズいラーメン屋さんに当たっちゃう可能性もあるわけで、僕なんかは、その損失を考えて行動できないわけよ。

 

デキるやつは、この損失回避をも巧みに利用する!

つまり人は、メリットよりもデメリットを回避することに興味を示すわけだ。
こんなメリットがあるよー!よりも、こんなデメリットを回避できるよー!といった方が売れるわけ。

 

 

「癒し効果があって、リラックスできるアロマ」と、メリットを強調するよりも、「現代社会のストレスから解放されるアロマ」と、デメリットを回避することを強調したほうがお客さんの食いつきが全然違うのね。

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ガッカリしたくないから、普通を選ぶ

 

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松・竹・梅のお食事コースのうち、竹コースが一番お客さんの食いつきがいいってことも、デキるやつにもお見通しだ!
松コースを選んで、対して豪華じゃない料理が出てきてしまう可能性、
梅コースを選んで、想像以上にショボい料理が出てきてしまう可能性、そういう損失を人間は回避したいと考えるので、結果として、竹コースが一番人気になるということ。

 

 

 

人間の行動の裏には、心理があるわけだ。
そういう心理をうまく読み解くことで、先の行動が読めるというわけですね。
ぜひとも、プライベートにビジネスに、生かしていきたいところです。

 

 

 

おさらい「損失回避」

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ラーメンって、お店によっちゃいい値段するところもあるし、塩分やらカロリーやら考えると、やっぱり失敗したくないわけですよ。
僕、ある意味、これってラーメン特有だと思うんですけど、どうでしょうか。